2020/05/14
太ももの筋肉は、股関節周辺の筋肉につながっており、加齢や運動不足の影響で筋肉が硬くなると、股関節の動きが悪くなります。これにより、本来大きく動かないようにできている腰椎を前かがみになるときに使ってしまい、腰に負担がかかり腰や膝を痛めてしまいます。ふとももの筋肉をやわらかくして、股関節がしっかり動くようにしましょう。
【前屈すると腰が痛い人向け】
▶太ももの裏を伸ばそう(5秒x5回1セット 1日2セット)
①アキレス腱を包み込むようにして、両足首を両手でつかむ。
②両足首をつかんだまま、ひざをゆっくり伸ばしていく。
③胸と太ももをつかんだまま、できるところまでひざを伸ばし、5秒キープ。
【体を反らすと腰が痛い人向け】
▶太ももをまえにのば前に伸ばそう(左右交互に合計50回で1セット 1日2セット)
①うつ伏せになり、両手をあごの下で組む。
②片足をゆっくり曲げ、かかとでお尻をける。
・せいざのできないひ正座のできない人はおこなわない。長時間行わない。
※痛みのタイプに合わせて、どちらか一方だけでもかまいませんが、できる方は両方を行って前も後ろもやわらかくしておきましょう。
~高齢者や腰に不安のある方は寝て行うストレッチがおすすめ~
(左右5秒x5回で1セット 1日2セット)
①股関節とひざかん膝関節が直角になるように片足を上げ、太ももの内側を両手でつかむ。
②太ももの位置を固定し、ひざを伸ばしてひざ下を上げていく。
③ひざ下をできるだけ上げ、5秒キープしてからゆっくり足を下す。
反対側も同様。